『東のアンコウ、西のフグ』と並び賞されるアンコウは、茨城を代表する冬の味覚です。なかでもアン肝(肝臓)は珍重され、世界三大珍味のひとつフォアグラ(ガチョウの肝臓)より美味しいという人もいるぐらいです。 |
アンコウというと吊るし切りが有名で、ぬるぬるした巨体をまな板でさばくのは容易でないため、金具で吊るし口から水をいれ安定させてさばきます。さばかれたアンコウはあごと骨だけが残りそれ以外の部分はすべて利用されます。皮、トモ(尾の部分)、えら、柳肉(ほお)、ぬの(卵巣)、水袋(胃)、きも(肝臓)は七つ道具と呼ばれそれぞれ違った歯ごたえや味わいが楽しめます。 |
切身の場合は、肉に透明感があり、プリプリしていれば新鮮な証拠です。
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・アンコウの肉は脂肪が少なく、低カロリーです。 |
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