ヒラメ資源管理

 茨城県の魚はヒラメですが、これは「常磐もの」と呼ばれ食通の間で高い評価を受けていることなどの理由で決められました。
 茨城県の漁業者は、平成7年の1月から「30cm未満のヒラメは獲らない、売らない、食べない」というスローガンのもとにヒラメの資源管理に取り組んでいます。漁船や市場にはステッカーを貼り、30cmの測定板を備えつけて毎日徹底した管理をしており、現在ではこの取り決めに違反する人はいません。
 また、栽培漁業センターでは大量にヒラメの稚魚を放流しており、近年では年に120万尾もの放流がなされています。
 稚魚を放流して漁業者がこれを守ることにより、毎年300トン程度ヒラメが水揚げされています。
 

 魚市場ごとに地区ヒラメ資源管理監視委員会を設置して、ヒラメ資源管理を実践しています。
 また、地区で解決できない問題や、他県船、遊漁船等との問題について話し合う機関として茨城県ヒラメ資源管理監視委員会が設置されています。
 
 茨城県ヒラメ資源管理監視委員会は各組合の指導機関である茨城県漁業協同組合連合会が事務局となっています。
【ヒラメ放流用測定板(30cm)】・【資源管理ステッカー】を、作成、配布して資源管理型漁業に対し理解協力が得られるよう努めています。

ヒラメ放流用測定板
資源管理ステッカー


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