漁師がすすめるメヒカリ料理
メヒカリ料理といえばまずは唐揚げがおすすめ。皮のサクッとした食感とホロリと口の中で崩れる柔らかな身を味わえる。メヒカリ独特の後を引く旨味もあるので、一口食べたら二口三口と止まらなくなる。あっさり食べたいのならば南蛮漬けにアレンジしても面白い。他におすすめの食べ方がないかと小泉船長に聞いたところ「大きいものなら刺身がうまい。小ぶりのものは煮付けても、一夜干しを焼いてもうまいよ!」と答えが返ってきた。刺身は鮮度抜群のメヒカリが水揚げされる地元ならではの食べ方で、白身ながら脂の乗ったメヒカリそのものの味が楽しめる。また、骨まで柔らかな丸干しや丸焼きは丸ごと食べられ、現代人が不足しがちなカルシウム(なんと牛乳の約6倍含有!(*))を効率よく摂取できるのも嬉しいところ。地元ではこれに生姜醤油を付ける食べ方が人気なのだそうだ。多くの「いばらきの地魚取扱店」ではメヒカリを買ったり食べたりすることが出来る。目も味も“キラリ”と光る美味しさを是非味わって頂きたい。
*100g中のカルシウム含有量としてメヒカリは662mg(水野時子・山田幸二(2009)メヒカリの栄養成分、日本食生活学会誌Vol.20 No.3 211-219)、牛乳は110mg(7 訂日本食品標準成分表値)と報告がある。
メヒカリ料理といえば、まずは唐揚げがおすすめ。頭から丸ごと食べられる。
一夜干しの焼き魚。凝縮された独特の旨味が堪能できる。
久慈港水揚げのメヒカリを凍結した製品もヨークベニマル各店で販売される。
保存がきくので、好きな時に調理できるのがうれしい。
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