久慈漁港から茨城あんこう Webマガジンいばらきの地魚市場vol.2

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これぞ漁師の味 どぶ汁

漁師町から生まれた郷土料理。

昔から、地元では鍋の他に、とも酢や唐揚げなど、ごく普通に食べられていた、あんこう。
白身で脂質が低く、魚介類の中でも非常に低カロリーの食材。一方で「あん肝」と呼ばれる肝臓は、見た目と食感、濃厚な美味しさから「海のフォアグラ」とも呼ばれ、脂質が高く高カロリー。 また、ビタミンAやビタミンB12、ビタミンDを豊富に含み、肌の健康を維持したり、老化防止に良いとされている。
そして、皮のゼラチン質に多く含まれるコラーゲンとの相乗効果で美肌効果も期待できる。
郷土料理の「どぶ汁」は、元々漁師が船上で食べていたもの。水の貴重な船上で、水分の多い魚であるあんこうが用いられたという。
鮮度の良い肝を乾煎りした味噌仕立ての味付け、そこへあんこうの七つ道具や地元の野菜を豊富に入れる。地域によってはワカメや切干し大根を入れるところもあり、あんこうも野菜も鮮度の良いものを食べることが最も贅沢。その他、とも酢やあん肝、唐揚げなど、あんこうのフルコースもおつなもの。 おいしい茨城あんこうは、まさに冬から春にかけての味覚、ご賞味あれ。

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親潮と黒潮が交わる茨城沖は、日本でも有数の好漁場。 その茨城沖で漁獲された2kg以上のあんこうのうち、「あんこうのブランド化推進委員会」が定める自主管理基準により取扱うものを「茨城あんこう」と命名し、あんこうの下あごにタグをつけて出荷する。

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どぶ汁

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